■磅磚隊 　■戻る■ 結成年時 慶応四年一月下旬、尾州藩で結成された草莽義軍。 隊の構成および趣旨 隊士は平田学徒からなり、藩内の豪農商、浮浪者が中核。総勢６０人。 結成後、訓練もそこそこに入京した磅磚隊は、征討大総督・有栖川宮熾仁親王の護衛に当たり、以後ずっと 宮の近侍をつとめた。のち信越方面に転戦、この地区の戦闘が一段落すると、名古屋に凱旋している。 隊士名 隊長　松山省庵・一番小隊長　松山義根・二番小隊長　岡三省・三番小隊長　山田稲太・ 四番小隊長　青山三郎。 解散当時 明治四年解散、隊士は全員帰農。隊員中には一刀流の名手・武田屯、後の 海軍大尉・八代六郎らがいた。