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UV(紫外線)カット性能はこうして確認しています


 UVは目に見えないだけに、漠然と「テレビなどで最近取りざたされているし、チョット気になる」と感じている方も多いことでしょう。
 オーストラリアなどでは、日本の数倍という強い紫外線を浴びてしまうため、肌の白い人や目の青い人にとって、紫外線対策は重要です。 紫外線によって重大な影響を受ける人にも窓用フィルムは効果的です。

 日本では、オーストラリアやアメリカ西海岸ほど神経質にならなくても大丈夫ですが、やはり、健康のことを考えると紫外線対策は必要です。 紫外線対策には、いくつかの要素があり、

 1. 紫外線そのものの強さ
 2. トータルで浴びた紫外線の量(被曝量と言います)

の両方を考慮しなければなりません。

  この両方を知るには、専用のUVメーターを使用します、フィルムの効果とあわせて解説します。

UVメーターUVメーター


 上の写真が”インテリジェント型”と呼ばれるUVメーターです。 表示は3つの部分にわかれており、左側のバーグラフと真下の数字が紫外線の強さ (EPA:米国環境保護局のガイドラインに基づいています) を表します。 右上はSPF値(今回は最小にしています)と肌のタイプを設定しています。 右下はトータルの被曝量で100%を超えると、その人の許容量を超えたという警告になります。
 今回の実験では、大阪、2000年7月22日 AM10:00、気温はなんと摂氏36度!アスファルトの路面は摂氏54度にも達しています。
 測定方法は、まず、普通にスイッチを入れたまま炎天下に(日向ぼっこしているのと同じ)5分放置します、すると、被曝量はすでに92%に達しています。
 次に、92%の状態からセンサ部分をQUANTUM−28を貼り付けたガラスで覆い、さらに40分放置します。

 ※同じ時間で比較するとわかりやすいのですが、差が大きすぎて不可能なのでご了承ください


 右の写真が40分経過後です、紫外線の強さは測定レベル以下なので”0”表示ですが、厳密には0%ではないのでお間違えなく。
 被曝量を見てください、なんと7%しか増えていません、フィルムがないときに比べると実に100倍以上の開きがあります、つまり、5分で限界に達する条件でも、フィルムを貼っていれば8時間以上経過しても警告レベルに達しないということです。
(決して影響が皆無になるのではなく、実生活においてほとんど問題にならないレベルまで下げてくれる、ということをご理解ください)

 ソーラーガード専門店では、このような「実測に基づいたデータ」でご説明させていただいております。 単なる紫外線の強さだけでは、その効果を十分ご理解いただけないからです。
 また、一部の誇大広告で「UV100%カット」などというひどいものがあります、しかし、戸外にいる限り紫外線の影響をゼロにすることは出来ませんので、このような宣伝にだまされないようにしましょう。 

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